開店したばかりの豆腐屋で厚揚げ、酒屋で地ビール「KOEDO」、肉屋でポテト
サラダを購入し、江戸時代から残る「時の鐘」の下で朝食。やっぱり、お天道様のもとでやる一杯は格別っすね・・・。さらに駄菓子屋ばかり何軒も並ぶ横丁を探索、麩菓子やチョコバットなどをつまみ、シャボン玉なんぞと戯れていたら、時計の針は11時過ぎを指していた。
慌てて川越市駅からタクシーに乗り「ぽんぽこ亭」なる鰻屋へ向かう。店名はチープだが、昼時でも行列ができる人気店だとか。11時半にのれんをくぐると、なんとか席は空いていた。この店の売りは天然鰻。しかも、うな重の特上が2520円、上が1785円と格安だ。大きさによって値段が違うとのことで、注文は上にする。
う巻きに肝焼き、お新香などでビールをやり、しばし待つこと30分。お待たせしました、天然鰻様の参上だ。最近は養殖鰻ばかりになってしまったが、こちらは荒川で獲れた逸品。なんつっても、身が甘く、脂は少しもくどくない。ちょっとだけ鼻につく泥臭さは、山椒のパラリとかけて誤魔化し、ものの5分で平らげてしまった。うん、意外なところで鰻の名産地を発見。店の看板と同様、こちらのお腹も”ぽんぽこ”になってしまった。
それをちょいとひねってやろうと、とある居酒屋の常連さんたちと
どじょうを食らいに行ってきた。場所は東京の森下と門前仲町
の中間点、高橋のたもとにある『伊せ喜』だ。
のれんをくぐると左手の小上がりを通過し、右に折れた座敷
へ上がる。座布団の上には各自、特製の団扇が置かれてある。
そいつ仰いでいると、目の前に鉄の小鍋が並べられる。ビッシリと
敷き詰められたどじょうに、ネギを大量にかぶせ、さらにお好みで
さきがけ牛蒡も!! ちなみに、丸とは下味のついたどじょうを骨ご
と煮たもの。ヌキというのは、生のどじょうをそのまま煮ること。ヌキ
のほうが食べやすいが生臭く、どじょう好きは丸を選ぶそうだ。
もちろん、我々も丸鍋一本槍!! プラス、蒲焼きも注文。。。
山椒をパラリとかけ、いざ口に運ぶと独特の風味とコクが広がる。
うなぎのように脂っぽくはなく、さっぱりとしててお銚子が瞬く間に
空いていく。どじょうも何度、追加注文をしたことか。最後は柳川風に
卵を落とし、ご飯にかけて締め。メニューを見ると「舞子丼」というのも
あり、気になって1杯を回し食いすることに。こちらはそのまま、柳川
をご飯にのせた一品。どうやら、川を泳ぐどじょうが酸素を求めて水面
から顔を出す姿を「舞子」と表現するらしい。そんなに、可憐だとも思
わないが・・・。
風情のある佇まいと、どじょうの味。江戸の文化を丸ごと体感して退店。
その後は銀座に移動して、ビアホールの銀座ライオン七丁目店へ。
どじょうで精をつけた効果か、ここから10軒も”はしご”してしまった。。。
休日を利用して、友人と大井競馬場のトゥインクルレースへ足を運んだ。3年ぶりに訪れたのだが、いつの間にかスタンドが増えて3棟になっていた。そのうち、一番新しいというLーWINGの3000円の指定席に座る。2人1組のBOXタイプでモニターも設置されており、なかなか快適。ほかにはスタンド最上階で競馬観戦&レストラン食べ放題のついた5000円の指定席もあるそうだ。
やはり、トゥインクルに来たら酒とつまみでしょう!! というわけで、場内を見渡すと、ある、ある。定番の牛すじ串にモツ煮、串に刺した薩摩揚げを焼いた大判焼き。さらには、タコ焼きの銀だこや牛丼の吉野屋、飲茶など若者向けの食べ物も売られていた。酒は生ビール、冷酒、サワー、ワタクシの好きなホッピーまで。1杯500円というのはちょい高めだが・・・。
しかし、客層は以前に比べてカップルが減り、右耳に赤ペン、左手に競馬新聞の親父さん方が再び存在感を示しているようだ。演出もサーチライトなどのイルミネーションは鳴りを潜め、どことなく派手さがなくなっている。中央のみならず、地方競馬の景気も悪いのか。毎レースの終了後に観戦ツアーの参加者が馬車に乗ってコースを疾走するのだが、どうやら観客席に向かって手を振ることを強要されているらしく、非常に恥ずかしそうだ。自分だったら、日本酒を五合くらいあおらんと、できないだろうな。
そんなこんなで、4レースから最終10レースまで勝負!!
レース間隔は約30分、パドックを見て、予想して、酒を飲んで、馬券を買って、配当を確認して、、、と慌ただしい。結果はわずか1レース的中しただけで、指定席代、飲食代、競馬新聞代を合わせて15000円のマイナス。大井だけに負債も多いということで。。。
PS:最近、松本人志の『すべらない話』が流行っているが、ある飲み仲間が「話を聞く前からすべらないと振るのは反則だ」と言っていた。まあ『すべる話』ばかりの自分には、何も言う権利はないが・・・。
プロ野球の歴史にまた1つ、偉業が加わった。日本ハムの田中幸雄内野手が5月17日の楽天戦で、史上35人目の通算2000本安打に到達。プロ22年目、39歳での快挙達成だった。
ワタクシが初めてプロ野球を担当したのが、1999年の日本ハム番。
当時、ユキオさんはバリバリの看板打者として君臨していた。しかし、ベンチ裏での別の顔は”ダジャレ魔”。それも、親父ギャグレベルの・・・。1日に1回は飛び出していたような気がする。
ユキオさんとの思い出で、今でも脳裏に焼き付いているのは、1月の宮崎での自主トレ取材。名刺を渡したばかりの記者に、夜のお誘いがかかったのだ。指定された場所に出向くと、そこは宮崎市内のとあるスナック。2時間ほど飲み交わすと、おもむろに「じゃあ、カラオケ歌おうか」のひと言。他のお客さんも注目するほどの美声を披露した後、ワタクシにマイクが回ってきた。選んだ曲はクリスタルキングの『大都会』。前奏が流れ、さあ、お馴染みのフレーズ!
「あ~、ハァ~。。。」。裏声はさらに360度ひっくり返り、その瞬間にユキオさんの座るイスもひっくり返った。まあ、初対面で大都会を歌った自分も自分だけど・・・。以来、顔を合わせるたびに、バットをマイク代わりにして「あ~、ハァ~」と歌われ、「次までにちゃんと練習しておけよ」と言われ続けた。結局、担当生活は1年間で終わり、練習の成果(?)を披露できなかったのは残念だったが。
西武の選手会長兼主将・赤田将吾外野手の実家(鹿児島県曽於郡)近くにある太久保酒造株式会社。ここで醸造されているのが芋焼酎『侍士(さむらい)の門』だ。同外野手に「今、魔王とか森伊蔵よりも手に入らないらしいんですよ」という逸品を見せてもらった。
ラベルには完全限定、源流仕込み、旧酎などと心くすぐる言葉が並び、キャッチフレーズは薩摩の皇帝!! 説明書きによれば、江戸時代のころの幻の米「白玉米」を使用しているとのこと。早速、ちょっくら味見をさせてもらうと、口に含んだ瞬間は軽いのだが、のどに近づくにつれて濃厚な芋の香り、甘さ、コクが広がっていく。うーん、確かに美味しい。水割りやロックよりも、ストレートでチビチビ飲むのがよさそうだ。
レオのチームリーダーは開幕前の右太もも裏肉離れに始まり、急性性胃腸炎、右肩痛と次々に発症して二軍調整中。まだ、一軍昇格のメドは立っていない。復帰した暁には是非、この”幻の味”とともに祝杯を重ねたいものだ。
はあ。。。最近、ため息しか出ない。担当するプロ野球・西武の裏金問題が発覚してから1カ月。野球記者というよりも、社会記者に近い(決して同じではない)仕事をしている。
オープン戦中盤からは本拠地・グッドウィルドームで試合を行っているにも関わらず、隣接する球団事務所に詰める日々が続く。”有事”に備えて、服装はスーツがもっぱら。たまにグラウンドに取材に行けば、伊東監督から「お、背広組が来たな」と言われる始末。ちなみに、球界で『背広組』とはフロント(球団職員)を指す。
開幕戦を境にようやく落ち着いてきたかと思いきや、どっこい新たな不正が明らかになって”逆戻り”。予定していた仙台出張も、あっさりとはく奪された。ライフワークの居酒屋巡りも、しばし休業状態だ。
・・・って、ブログの更新が遅れた理由にはならないっすよね。
西武のキャンプの取材のため、1月31日から宮崎・南郷町に滞在している。宮崎市内から日南海岸沿いに車で約1時間半、正直言って娯楽施設は何もない。ただし、居酒屋とスナックだけは別。宿泊する南郷駅近くのホテル周辺には、10軒ほどが点在している。
初めて訪れる地では”ネジロ”をつくるのがワタクシの掟。何軒か顔を出して『ひょうたん』という店に決めた。ノレンをくぐると、カウンターのなかに男性が2人、調理場に女性が2人。どうやら家族経営のようだ。8ページにも及ぶメニューを見ると、とにかく種類が多い。もともとは焼き鳥の店のようだが、本日のお奨めには地物の刺身、焼き魚、牛のレバ刺し、馬刺し・・・。さらにチャンポン、チャーハン、餃子などの中華料理から鍋料理、洋食のグラタンまで揃っている。
さてさて、いざ注文してみると、サバの刺身は身が締まりながらアブラがのり、キャベツたっぷりのホルモン鉄板焼きも味噌味で美味。酒は日南特産のイモ焼酎(甘藷)『飫肥杉』の20度で、1600円のボトルは2日間でなくなってしまった。ワタクシはサンスポ紙面上でメタボリック企画を課せられている以上、油分の多い中華料理は控えているが、いったい誰が調理するのだろうか。カウンターでおぼろげに考えていると、座敷からキムチチャーハンと餃子の注文。すると、半纏を来て焼き鳥を焼いていた大将が、突然”炎の番人”に早変わり。慣れた手つきで、中華鍋を振り始めた。
やはり、都会から離れた地では何でも作れないと成り立たないのか。そういえば、初日に入った焼肉店にも地鶏焼きからラーメン類、定食類まで置いてあったけ。キャンプ期間外はどれほど需要があるのか分からないが、閉店時間が深夜1時なのもありがたい・。
このたびのサンスポ運動部の担当替えで、サッカー班から野球班に移った。担当する球団は西武で、周囲からは必ず「松坂が抜けて、話題がないでしょ?」と言われる。確かに自分もそう思っていたが、実際に取材してみるとどうしてどうして、イケメン、独身の”スター候補生”が揃っているのだ。
まず、イチオシは3年連続で100試合出場を果たし、今季は初の3割越えを果たした中島裕之内野手。ジャニーズ系の顔立ちで、チームの女性人気ナンバーワン。だいぶ名前が浸透してきたが、来季は怪我さえなければさらなるブレーク間違いなし。その中島と二遊間コンビを組むのが、同学年の23歳・片岡易之内野手。こちらは今季、リーグ2位の28盗塁をマークした快足が売り。今オフの球団主催のイベントでも、引っ張りだこになっている。
投手陣では自己最多の12勝を飾った涌井が筆頭か。横浜高校では松坂の7年後輩、涼しげな表情にもエース継承の可能性を予感させる。
さらには、高卒ルーキーの捕手では51年ぶりに開幕スタメンを果たした炭谷銀仁朗捕手。三枚目キャラのイメージがあるが、甘いマスクの持ち主。”大人の雰囲気”を求めるのなら、ガングロ、ロン毛がトレードマークの30歳・平尾博嗣内野手だ。
今オフは目立った戦力補強がなく、伊東監督は「最悪、5位、6位もある」と危機感を募らせる。しかし、松坂頼りだった”スター候補生”たちに自覚が生まれ、球団側も積極的に売り出していけば、十分に怪物の穴を埋めることは可能だと思う。ワタクシの不安はただ一つ、彼らの結婚という”特ダネ”を落とさないようにしなくては・・・。
飲みに出掛けたところで、ストップしていたような・・・。そう、恵比
寿のオアシスの紹介!!
あれは5年前の秋口だった。友達から名店との噂を聞き、1人
で入ったのが開店直後の午後5時半。初めは黙って飲んでいたが、
続々と常連客が訪れ、こんな若輩者にも声を掛けてくれる。手の
空いた店主『くにさん』の恵比寿の昔話に耳を傾けていくと、どんどん
杯が進んでいった。
大手4社の銘柄がそろう瓶ビール、日本酒は宮城の一の蔵と広島の賀茂泉。焼酎は麦の吉四六、芋の古秘。わたくしの定番はまずサッポロビールを頼み、続いて燗付け器で温めてくれる賀茂泉のぬる燗、
最後は割り水でねかせた古秘の千代香(じょか)のロックだ。
肴は各種刺身、エビしんじょう、冷や奴(冬は湯豆腐)、江戸時代
から伝わる糠床で漬けているというお新香が定番か。ちなみに、わたくしのお奨めは、1カ月のうち半分くらいの割合でお目にかかるレバ刺し。和歌山の新鮮な地鶏が直送されており、甘みと旨みのバランスが最高。ただ、最近は3種のお通し(1300円)が出るので、それだけで事足りることも多い。
派手さや、目を見張るような逸品があるわけではない。通い続ける理由は我が家に帰ってきたような居心地のよさ、そして『くにさん』や
常連さんとの会話。初めて訪れた際には口開けの客ながら、閉店まで居座り続けて「ウチの店、始まって以来だよ」と笑われたのが懐かしい。さあ、きょうも自分の居場所を探しに顔を出してこよう。


by ansund-59
鰻の名産地?